こんにちは。
ヴィンスです。
先日友人の神主が結婚しました!
まわりの友人知人はすでに結婚しているか、このまま独身か、という状況で久々の結婚式。
学生時代の友人たちとも旧交を温め、楽しい一日でした。
そこで今回は『神主さんの結婚式』とはどんな感じなのかを書いてみます。
結婚した神主のお相手はどんな人?
巫女さんではなく一般家庭の方でした。
確か実家は自営業をしていたはず。
出会いは共通の趣味の集まりで意気投合し、2年近く交際をした上での結婚。
結婚した友人は交際を始める前の数年間、合コンや婚活などによく参加していました。
そうした努力の結果、素晴らしい嫁さんをゲットできたのは当然。身近に良い見本がいると私も見習わないとなーと考えさせられます 笑
お前の友人のスペックはどうなの?
神社業界は狭いので、詳細についてはボカします。
・大学の同期で10年以上の付き合いがあり、年に2、3回はご飯を食べに行ってます。
・実家が神社、いわゆる社家の人間。すでに実家で奉職している。
・最近ちょっとお腹が出てきたが、明るく人当たりの良い男子。
彼の実家はちょっと田舎の方ですが地鎮祭などの外祭を頑張っており、現在は家族が食べていけるだけの収入を維持しています。
収入が少なくヒーヒー言っていた頃を知っているので、自分で営業もして収益を上げてきた彼を私は尊敬しています。
神職の結婚式はこんな感じだった
ではここから結婚式について述べていきます。
当然というか神前式でした。
とは言うものの神前式は神前式。神主だからといって特別なことはありません。
強いて言うなら指輪交換が無かったくらいですかね。友人曰く「神主に結婚指輪は似合わない」だそうで。
※付け加えておきますが、神主が指輪を付けてはダメという決まりは全くありません。あくまで友人の意見です。
披露宴の場所や規模
式は神社で行いました。彼の実家ではなく地元に近い披露宴会場を持っている神社です。
人数は親族、来賓、友人らを合わせて約100人ほど。神社の関係者が多いため、中々の規模でした。
参列者はどんな人
親族・友人以外ではやはり神社関係者が多かったです。
近場の神社の宮司さん達や、自分の神社の総代さん、氏子代表など。変わり種としては市会議員も来ていました。
さすが地元の名士ですな。
披露宴の流れ
これも特に目新しいものはありません。
・入場
・新郎挨拶
・スピーチ(大きな神社の宮司、市会議員)
・樽酒鏡開き
・食事をしつつ歓談
・キャンドル点火
・お色直し
・出し物(謡曲)
・友人代表スピーチ
・新婦の手紙、両親挨拶
・エンドムービー
・退場
披露宴の出し物
友人達のカラオケや面白ムービー、楽器演奏といったものはなく、私の知らない神主さんが謡曲を歌うというもの。
普段聞かないため上手い下手の判断もつかず、なんともコメントしづらい出し物でした…
しかも出し物はそれだけ。
この点は普通の結婚式と異なりますな。
ちょっと驚いたこと
神主ならではというか、ちょっと驚いたことも書いておきます。
黒いセンチュリー
披露宴会場に入ろうとしたら、ちょうど玄関に黒いセンチュリーが停まりました。
すると参列者の一人とおぼしき人が車のドアを開けにきて、中から一人のじいさまが降りてきました。
どんな人だろうと思ったら、とある大きな神社の宮司さんでした。車のドアを開けに来たのは部下の神職さん。
話に聞いたことはありましたが、実物を見たのは初めてです。まるで大企業の社長って感じで驚きました。
ただスピーチは長くて退屈でした。はよ終われ。
※センチュリーとはトヨタの最高級乗用車。特注品で一般車と異なりますが、天皇陛下や皇室の方々も移動の際に使う車です。
ちなみに新車で購入すると1,000万円以上します!
政治家からの祝電
これが一番驚いたのですが、誰しも一度は名前を聞いたことのある大物政治家から祝電が届いていました。
後で話を聞いたら父親の古い知り合いなんだとか。この辺はさすがというか、神主の人脈ですねー。
まとめ:はっちゃけるなら二次会から
出し物も少なく、正直地味な結婚式でした。
まぁ参列者に配慮するならこうならざるを得ない、という印象です。神社関係者も多くいらしていたため、平均年齢がかなり高かったですからね…
新郎も「あのメンツではっちゃけるのは無理」と後で言ってました 笑
神社関係者と結婚する方は、披露宴は粛々と。二次会は友人達だけを集めて盛り上がりましょう。
それが無難、というかそうしないとダメっぽいです。
出し物などでウェーイ!できない点がちょっと盛り上がりに欠けましたね。
とはいえ神主を抜きにしても友人の結婚はうれしいです。本当におめでとうございます!末永くお幸せに。
以上で終わります。
ありがとうございました!
ではでは~