こんにちは。
ヴィンスです。
先日このような記事を書きました。
神主と結婚したい人がいるのは大変喜ばしいことです。後継者不足もチラホラ話に聞きますからね。
しかし神主と結婚したら、将来どのような生活になるのかご存知でしょうか?
この記事では神主さんと結婚したあと、神社の嫁さんがどのような暮らしになるのかをメリット・デメリット含めて書いています。
神主の給料はいくらくらい?
正直なところ奉仕している神社の規模や待遇によって全然違います。
有名なお宮や観光地はそれだけ収益が多いですが、地元の小さい神社だと兼業している神主も珍しくないため、共働きの必要があるかもです。
神主の給料に関してはこちらを参考にどうぞ。私の年収もぶっちゃけてます 笑
神主と結婚するメリット・デメリット
結婚する相手が『〇〇神社で奉仕している』のか『実家の神社で奉仕している』のかによって状況は大きく変わります。
結婚した場合のメリット
■神社によっては一生安泰
誰もが知る明治神宮や神田明神といった神社の神主さんは安定度が高いです。
給料も高く、専業主婦でもやっていけるでしょう。また神社はよほどのことがない限り潰れる心配もありません。
ただし定年はあります。神社によって異なりますが、65~70歳くらいまでは奉仕できるはず。その点実家が神社であれば定年はありません。
■地元の名士になる
実家が神社の場合、神社の宮司さんは地元の方々から敬意を持って接して頂けます。
また参拝に訪れる地域住民の中には上場企業の役員や会社の社長さん、警察署の署長といった方々もいます。
普段顔を合わせる機会のないような人達とつながりを持つことができるため、他の奥様達とは違った立ち位置にいるのが神社の嫁さんです。
結婚した場合のデメリット
■立ち振舞に気をつけよう
神社の嫁というのは、あなたが思っている以上に行動を見られています。メリットで述べた神主さんの『地元の名士』ポジションがあるためです。
とはいえ大げさに心配する必要もありませんが 笑
『〇〇神社の嫁』という肩書きがついて回ることだけは覚えておいてください。
ちなみに実家が神社ではないならサラリーマンの嫁と大差ありません。
■神主さんのサポートが必要不可欠
例大祭や正月など、忙しいときはお手伝いに参加しなくてはなりません。
実家が神社の場合は『紅白を観ながらこたつでミカン』、これは今後一生できないと思ってください。
また旦那がどこかの神社に奉仕している場合でも、大きな神社なら『婦人会』などがあるため参加しておいたほうがいいでしょう。
「〇〇さんの嫁は全然手伝いに来ないのね」
と陰口を叩かれたら面倒です。
実家が神社の場合、嫁の仕事が相当大きくなることは覚悟しておいてください。
神主と結婚したら生活はどう変わる?
神主と結婚したとしても奥さんまで厳しい修行生活には決してなりませんのでご安心を。
通常時はごく普通のサラリーマン家庭とほぼ変わらないでしょう。
異なる点を挙げるとすれば下記の2点になります。
神主は休みが少ない
神社で週休二日制のところって、実はとても少ないです。
これが実家が神社の人なら休みなんて無いようなもの。定休日のない自営業と大差ありません。
また神社に奉職している神主さんにも言えることですが、長期の休みが取りづらい環境にあります。
実家が神社なら、子供を連れて旅行に行くとなるとお宮に神主がいないことになります。そのため神主さんの父親か、代理の人を見つけてお願いしなければなりません。
そのかわりと言ってはですが、残業はお祭りや正月の時を除きほとんどありません。
神社に奉職している神主さんは月の休みは少ないものの、家族との時間を十分取ることが可能です。
『神主の嫁』という肩書きがつきまとう
デメリットの部分でも述べていますが、これは切っても切れません。
世間一般の神主のイメージは概ね好意的に捉えられているため、その嫁さんにもある程度の立ち振舞が求められます。
「神主の嫁なのにこんなことも知らないの?」
と地元のお年寄りからずいぶん勉強をさせてもらったと、当時お世話になった宮司の奥さんから聞いたこともありました。
まとめ:神社の嫁という立ち位置
どこかの神社に奉仕をしている神主さんであれば、結婚しても会社員勤めのご家庭と大差ないと思います。
ただ将来的に実家の神社へ帰る神職と結婚するのであれば、多少の覚悟をもって結婚した方がいいと私は考えます。
神主が巫女さんと結婚することが多いのは、単に出会いの問題だけではなく神社の事情をわかってくれている面もあるんですよ。
もし神主と結婚する気があるのなら、正月に顔を見に行くだけではなく実際に神社で奉仕してみるのがいいかもしれませんね。
以上で終わります。
ありがとうございました!
神主ってたいへんですよね。
私も実家が社家です。